最近、最も暑い地域や時間帯では40度を記録するほどの酷暑
当然、その影響は競馬界にも及び、対策必須となっています
JRAの現在実施している暑熱対策
そんな中、JRAは暑熱対策として一昨年から「競走時間帯の拡大」を実施しています
24年度から試験的に2週間導入され、昨年度(25年度)は4週
今年度(26年度)は6週(7月25日〜8月30日)に拡大し行われます
競走時間帯の拡大とは
レーススケジュールが大きく変わり、対象の競馬場(新潟競馬場・中京競馬場)では所謂”長い昼休み”が取られることになります
例:26年8月2日開催時 対象の新潟・中京と対象外の札幌
1R開始時間
新潟・中京 9:40~9:50
札幌 10:00
5R開始時間
新潟・中京 11:40~11:50
札幌 12:20
6R開始時間
新潟・中京 15:01~15:10
札幌 12:50
12R開始時間
新潟・中京 18:20~18:30
札幌 16:01
ご覧の通り、5Rから6Rに対象の新潟・中京競馬場では約3時間の空きがあります
最終レースとなる12Rは、対象外の札幌から約2時間半ほど遅れて開始しています
12時~15時頃の、特に気温が高くなる時間帯を避けるために間隔をあけている
来年からの対策の変化
ここまで24年度から行われてきた「競走時間帯の拡大」について軽く説明してきましたが、なんと来年は取りやめる方針とのこと
では、暑さ対策はどうするのか
期間中は1日のレース数を12→7に減らす
というのが、現在のJRAの方針だそうです
この場合、何が起こるか
- 最初のレース発走が午後3時以降
- 削減される計120レースは、他の時期の平日などに振り替え、現行の年間総数を維持する
- 従来、9月頭まで行われていた3歳未勝利戦の終了時期が早まるもよう(未勝利戦の数はこれまでと同数)
ただ、レースの振り替えは「競馬法施行規則の改定」が前提にあるようです
規則では【年間36開催で1開催12日、年間日数288日、1日12競走以内】と定めています
また、日数増加には「監督官庁である農林水産省の承認」が必要となるようです
まだ方針が明らかになっただけで、正式に決定したわけではありません
現在進行形で協議が行われていることでしょう
平日への振り替えは可能なのか(個人的な考え)
あくまで個人的な考えですが、「平日に振り替える」のが厳しいのかなと思います
そう思う理由としては、単純に人手不足です
走るのは馬、主役も馬なのが競馬です。馬の負担軽減が最優先なのもその通りだと思います
でも、馬の周りには人がいます。騎手も調教師も厩務員もそうだし、競馬場スタッフなどもそう。見えないところでも沢山の人が関わって競馬が開催されています
ただでさえ人手不足と言われているのに、そこまでの余裕があるのか。というのが自分の考えです
代替案はあるのか?
とはいえ暑さ対策は必要で、現行の「競走時間帯の拡大」で十分なのかと言われると微妙なところ
代替案としてよく言われるのは北海道開催を伸ばすだとか、ナイター(夜)開催だとかがありますが、どうなのでしょうか。実現可能なのか、そうでないのか
これも個人的な考えですが、自分のような素人が思いつくようなことは多分JRAの人たちも考えついてるし、それが実現しないということは、色々難しいことがあるんだろうなと勝手に思っています
JRAでは翌年の開催日程は秋頃に発表されます
1日7レースになるのか、別案でなにか出てくるのか、引き続き注目です

